お風呂をリフォームしたいと考えた時、まずはじめに価格や費用がどのくらいかかるのか、気になりますよね。今まで、リフォームを経験したことがなかったり、建築そのものに関わったことがなかったりすると価格や費用が「いくらぐらい必要なのか」なのか、全くわかりません。
そこで、インターネットで調べてみると、相場の価格帯らしきデータが色々出てきます。しかし、結局はなんとなく、漠然とした金額しか把握できません。
なぜでしょうか?
実は建築の工事はすべて一物一価であり、全く同じものが存在しないからです。実際に、自分の要望とはどこかが異なっていたり、工事をする条件が異なっていたりします。また、そもそも内容がよくわからないので、十分に理解することができないこともあります。
ここでは木造の在来工法(大工さんが建てた家)のお風呂について、特にタイルのお風呂をシステム(ユニット)バスにリフォームする場合に限定した相場感と、その価格や費用がどのようにして決まっているのかを解説していきます。
目次|このページでわかること
お風呂リフォーム費用の相場
お風呂のリフォーム費用について結論から言うと中心の価格帯は100万円〜150万円前後になります。もちろん様々な条件により異なってきますので、この金額の想定条件を記載します。確認してください。
その条件と異なっている分は増減していみてください。
仮設・養生(ようじょう)費
この項目は様々な雑項目も含まれてきます。脚立や工事で使用する電気や水も計上されます。ただし、一般のリフォームであればお客様からの支給(コンセントも水も使わせてもらう)として費用としては〇円で記載してあります。
玄関から廊下、建具の枠などの養生(傷つかないようにガードする)
解体・処分費
解体・処分費は在来工法のお風呂を解体することとその廃棄物を処分することです。解体に際しては何人必要になるかで異なってきます。
運搬費
2トントラックが家の前まで横付けにすることができ、そのまま材料などを積み下ろすことができることを想定しています。イメージとしてはクロネコヤマトの宅急便の配送車が家の前まで来ることができれば通常料金のみでOKとなります。
これに対し、小運搬などの見積もり項目が発生する場合があります。これは、トラックが家の前まで入れない場合です。軽トラックなどの車へ積み替えをして材料を運ぶことになり割高になります。
また、道路が狭くトラックが近づけない場合は人間で運ぶことになります。軽トラ料金よりさら費用が発生することになります。