リフォームをしようと考えた時、どの業者に相談、依頼していいのかわからなくて、悩む人がほとんどです。
ここでは、私が実際に全国各地で地元の業者を探し出し、かつその中から優良な工務店を選んできたポイントをあなたにお伝えします。
社長の人となり
その会社の姿勢は社長そのものです。実際に社長にあって人となりを確かめるのが一番です。誠実な態度や言葉遣いなど、実際にあって話すことはとても大切です。
そこで働く人たち
社長とは別に、その会社で実際に働くスタッフや職人さんに会ってみます。日々の業務の様子やスタッフの年齢構成、経験やスキルなど。また、電話の応対や職場の雰囲気も参考になります。
工事実績
お風呂のリフォームなど水回りの実績はもちろん大切です。しかしお風呂だけでなく、住宅の新築やリフォームの実績があるかどうかがポイントになります。失敗事例やクレームなども含めて話が聞ければ参考になります。
お客様の声
実際に工事をされたお客様の声を確認します。もちろん良いところと悪いところの両方の声を聴くことが大切です。
ただし、注意すべきはお客様によって求めている価値は異なりますので、過去のお客様が実際に良かったと思うことであっても、あなたにとっては優先順位の低い項目もあります。あなたの重要視する項目についての評価を調べましょう。
資格者の有無とその種別
リフォームだからといってリフォームだけの資格があれば十分かというとそうではありません。住宅は将来に渡り、様々なことが起こります。卓越した知識と経験を持つ建築士の存在は必須です。
リフォームのみの知識で場当たり的な対応で済ませていると、将来大きな損失につながる可能性があります。資格があれば絶対に優れているというわけではありませんが、運転免許と同じように建築に関する工事をするのであれば、1級建築士または2級建築士もしくは木造建築士の資格者がいることは必須となります。
ITレベル
昨今ではITのレベルにて各社の生産性がかなり違ってきています。従来通りのやり方では良いものを作っていても工数がかかり、他社より費用がかかるケースも散見します。実際にどれくらいのレベルにあるか確認することで単価の理由がわかります。
インターネットの接続回線種類やメールの利用状況、現場やお客様との情報共有システム、CADの種類と使用状況、WEB会議利用の可否、見積作成、工程作成ソフト種類などを確認します。
過去データ
リフォーム工事の過去の平均的な単価、平均工期を確認します。全国データと比較し短工期であるのか、それとも長い工期なのか、そしてその原因を推測します。
財務状況
会社の財務状況が安定していることが重要です。毎期、赤字が続いているようでは安心して工事を頼むことができません。会社の決算書を確認します。できれば3期分の決算書を調べます。
理念
会社の理念を確認します。理念無くしては目先の事柄にとらわれてしまい、大事なことを見失う場合があります。この理念こそが当サイトが工務店選びに一番重要視するポイントになります。