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狭くて小さいお風呂を広く大きくする3つの方法
今のお風呂がせまかったり、小さかったりして、困ったり悩んだりしていませんか
- 狭いし、小さい、足も伸ばせないから、リラックスできない
- そろそろ子供も大きくなってきたので、一緒に入るのがせまい
- できれば広くて、快適なお風呂にリフォームしたい
- 広くするには、どんなやり方があるんだろう
狭くて小さいお風呂を大きくするには3つの方法があります。ここでは「フロッチくん」が(お風呂を広くしたいと思っている)「お風呂の神様」にわからないことを、ひとつずつ聞いています。あなたも一緒に疑問を解決していいきましょう。
家自体を増築する
まずはじめに、家自体の大きさを広げることができれば、お風呂のスペースを広げることができます。これなら、お風呂も広く、大きくすることができます。
それは、わかります。
でも、どうやってやればいいのですか?
専門家にみてもらうのが一番じゃ
専門家ってどこの誰ですか?
リフォーム会社じゃだめなんですか?
だめじゃな、この場合だと建築士かの
家を増築するとなると、建築士に計画を頼まないと失敗するリスクが高くなるぞ
ふーん、そーなんですか?
なんとなく、安ければいいんですけど。
たとえば、部屋の中の模様替えぐらいだと、自分でインテリアショップに行って、家具を購入したりそろえたりするかのう。ふろッチくんはクロス(壁紙)は、はり替えることができるかな?
ぼくの友達がクロスの張替えを職人としてやってます。やっぱり、自分じゃできないから、もし壁紙を張り替えるときは友達に頼むと思います。
そーじゃの。それぐらいの仕事だとクロス貼りの職人さんとかリフォーム会社とかで十分にできるな。
例え話だが、もし、怪我して手術するときは誰に頼む?
えーっ、突然なんですか?そりゃ怪我したら、病院へ行ってお医者さんに治してもらいます。友達には頼みませんよ。(笑
そ~なんじゃ。家を増築することは体を手術するのと同じくらいの話なんじゃ。だから、怪我して手術するときは専門の医者にかかるのと同じように、家を増築するときは建築の専門家である建築士に頼んだほうが安心なんじゃ。
逆に家を増築するのに、リフォーム会社に頼むのは、怪我して手術するのを友達に頼むのと同じことなんだよ。まあ、友達が医者の場合(リフォーム会社が建築士事務所の場合)は話は別じゃがの
えー!そうなんですか。そんなこと、まったく考えてなかったです。
そうじゃよ。多くの人がそんなこと考えていないんじゃよ。だから、いろんなケースでもめることもあるんだ。よいか、家を増築するときは必ず建築士に頼むんじゃぞ。
はい、分かりました。でも、建築士に頼んだら結構、費用がかかりますよね?
そうじゃの、相談したり、計画してもらったり、図面を書いてもらう必要があるかもしれない。また、場合によっては建築確認申請をしなければいけないケースもあるからの。
うーん、あんまり費用がかかると頼みにくいですね。でも変なところに頼んで、失敗しても困るしな
なんか、いい方法はないのですか?
ないこともないな。
おー!それ早く教えてください。
建築士に頼んだり、相談するする場合、設計事務所に相談するとどうしても費用の面でいくらか必要になるの。それはしかたない、相談を受けたり、図面を作ったり、申請をしたりすることが仕事なんだから。
じつは、工事店でも建築士がいるところもあるんじゃ。〇〇工務店〇〇一級建築士事務所と言った具合にの。
ほー、どういうことですか?
設計事務所と工事は法律的には別々の業務なんじゃが、我々から見たら一緒にやってくれたほうが手間がなくていいよの。
例えば、設計や相談を〇〇一級建築士事務所にして、工事は△△工務店に頼むとなると打ち合わせする会社が2つになってしまい、契約だったり打ち合わせだったり手間ひまがかかってくるんじゃよ。
そーですね。いっしょのほうがよくないですか?
うむ、だから1つの会社で設計と工事を両方やる会社があるんのじゃ。
そっちがいいです。便利で手間が少なそう
そうだの、別々に頼むときのメリットとデメリット 一緒に頼むときのメリットデメリットについてはこっちに詳しく説明してあるから、また読んでおきなさい。「設計事務所と工事店は別々に頼むべき?それとも同じ会社がいいの?」
今回はお風呂のためだけの増築だから、同じ会社で、設計も工事もやっている会社にまとめて頼んだほうがいいの。
実際に設計してもらうというよりは、法的なチェックをしてもらいながら、良い増築のアドバイスや計画をしてもらう。そしてそのまま工事してもらうのがベストじゃの。
今回お風呂を広くしたい。その方法の一つとして家自体を広くする方法があります。
これは面積が広がるからいろんな要望がかなえられる可能性が高いです。
しかし、きちんと専門家に頼む必要がある工事になる。
専門家=建築士 一級建築士、二級建築士、木造建築士の相談して、はじめに見立てをしてもらうといいです。
「見立て(みたて)」とは?
はじめに、全体像や様々な条件また、君の希望を確認、精査してもらう。つぎにその条件の中でベストな提案をもらうことです。
あなたにとって一番いい方法を提示してもらいます。かかりつけのお医者さんへ行って症状を見てもらい、判断してもらう感じです。
ポイントを整理
1,建築士に相談すること
2,できれば建築士がいる工事店がいい
家の増築は純粋にスペースが増やせる。 たとえば、こんな感じ
図面→図面
費用はかかるけど一番要望を満たせる。
ただ、気をつけることは敷地に増築できるスペースがあるか
その後のレイアウト、予算、確認申請の要否などの専門家の判断が必要
増築しないで、今のお風呂の場所でお風呂を拡張する
(他のスペースのレイアウト変更を伴うまたは、小さくなる)
外壁だけ壊して出窓タイプにする
増築するより、工事量が少なく費用も抑えることができる。ただし、浴槽の床が平らではない。
こんな感じ、写真
浴槽内の段差が気にならなければおすすめ
となりの部屋(脱衣場やトイレ)を他の場所へ移動して、増築しないでお風呂を拡張する。
お風呂を要望通りに広くできる。ただし、他の部分の工事が増えて工事費がかかる。
こんな感じ レイアウト図
脱衣場をとなりにできるスペースやトイレを他の場所へ移動できるスペースがあればおすすめ
場所を変える(レアウト変更)
お風呂の位置そのものをかえる。自由な発想で家全体のレイアウトを変更したい場合には有効
たとえば、家族構成が変わったりした場合など物入れになっていた部屋とか、二階で空いている部屋とかに移動する。
こんな感じ レイアウト図
お風呂の位置を変える
いずれの方法にしても、専門知識や技術が必要
築40年、古いわが家の場合注意するポイント?
造体(柱、はり、土台)の状態を確認する
写真
いたんでいなければそのままリフォームできる
腐食やシロアリで柱や土台がだめな場合は補強が必要
写真
地震にたいするたいして安全を確保する
必ず専門家へ相談する
専門家とは住宅を設計している建築士または住宅を建てている工務店
相談は経験が豊富な建築士がいい
自分より人生経験がある人に頼むと良い
なぜなら、結婚していない人には結婚性格のことがよくわからないし、子供がいない人には子供がいる生活がよくわからない。
単独のコンサル的な相談は費用の面から難しい
無料だと踏み込んだ相談がしづらい
有料だと思った以上に費用がかかる
相談するなら、地元の工務店で建築士が在籍しているところ
紹介だけの営業会社やリフォームだけの会社では対応が難しい
リフォームしかやらない会社は
そもそも増築の提案はしたがらない
難しいから、簡単にできることだけしか提案しないから注意が必要
専門家に頼むのが結局は一番の近道
相談の仕方
実際に、どのようにして相談すればいいのか
すべての要望を書き出して伝える
専門家はその条件の中でベストな案を提示してくれる。
建築士のいる工務店に頼んで、「お風呂を広くしたい」と相談する。
増築、拡張、レイアウト変更を技術的および費用的に説明してもらい選択するのがベスト
結果として、いずれの方法になっても、
工事を依頼するところの建築士に相談できるのが理想
増築の相場は?その価格や費用はいくらぐらい?
通常のユニットバス工事にプラスして、相談費用
見積書の写真とデータ
家の増築費用 外壁、屋根、内部、床壁天井、給排水工事が必要 場合により建築確認申請が必要
見積書の写真と事例データ
確認申請書の事例写真
拡張費用内部の床、壁、天井の工事や電気給排水工事が必要 ポイントは広げた分を他の部分で吸収するか、設計の提案力が必要 設計(提案)者の力量に左右される
設計事務所を表現できる写真
レイアウト変更費用 給排水工事必要 場所によっては高額に
お風呂を広くする時に気をつけるポイント
自分の希望を整理して、相談する
使いやすさを考えた時、脱衣場、洗面、洗濯機置場、トイレなど一緒に
リフォームすることを検討する
たとえば、脱衣場も一緒に広くしよう!
洗濯機も8キロ10キロサイズが置けるように
洗面所は2人が横並びできる幅がおすすめ
子供が大きなって一緒にそばにいられる場所になる
脱衣場も暖かくするとヒートショックに有効
暖房の設置も検討する