う~ん、そろそろお風呂新しくしたいな。
よしっ!決めた!お風呂リフォームしよう!
あれっ?どーやって始めればいいのかな?
とりあえずネットで検索してみよう
お風呂 リフォーム 始め方
いろいろサイトは出てくるけど、実際はどうするのが一番間違いない方法なんだろう?
できれば、あまり手間暇かけたくないし、そうかといって何も知らなくて、だまされてもいやだし、もちろん安いに越したことはない。けど、手抜き工事も怖いしな。
初めてお風呂をリフォームしよう!と決めたのはいいけれど、実際に何から始めたらいいのか困ったり、悩んだりしていませんか?
ここでは、実際に初めてお風呂をリフォームするとき、どのようなステップで進めていけばいいのか、具体的に解説していきます。
あなたは、このステップを学ぶだけで、大切な基本を外すことがなくなります。
そして、多くの人が陥る失敗を最小限にすることができます。
また手戻りや、余分にかかる時間もなくなり最短時間で、目標を達成することができるようになります。
もし、このステップを知らなければ、ずいぶん遠回りしてしまうことになるかもしれません。
それでは始めましょう
目次|このページでわかること
初めてのお風呂リフォーム進め方
ステップ1 不平不満を書き並べる
まず、紙と鉛筆を用意して下さい。それから、今の風呂について、いやなところ、直したいところ、困っているところなどを書き出します。
この不平不満を解消することがリフォームにとって、とても重要です。当たり前ですが、リフォームする最大の目的になるからです。
リフォームを始めるにあたって、目的そのものをハッキリさせておきましょう。
もちろん頭の中で考えていてもよいのですが、何のためのリフォームなのか途中で忘れてしまうことがあります。
書き出しておくことによって、目的がいつでもハッキリします。
必ず行うようにして下さい。
書き出し方は、思い出しながらで結構です。現在の不平不満をすべて書き出して下さい。箇条書きで大丈夫です。
たとえば、不平不満の項目として
・タイルの床が冷たい
・カビとかの掃除が大変
・冬は脱衣場もお風呂のなかも寒い
・お風呂のお湯がすぐ冷える
・狭くて足が伸ばせない
・
などなど、
たくさんあるはずです。コツはあくまで不平不満です。こうしたいとか、あーしたいとかは、不平不満をすべて書き出したあとにします。
この書き出しはすごく大切です。家族で一緒に楽しくやりましょう。
この作業は、このあとの優先順位の確認や商品選定にも役立ちます。
ステップ2 検討項目を書き出す。
あなたが、リフォームするときに、重要視する(大切にする)基準を書き出します。
たとえば、検討する項目として
・価 格(安さ)
・知名度(安心感)
・商 品(ユニットバスの機能)
・技 術(失敗したくない)
・信 用(だまされたくない)
・
こんな感じです。他にも自分自身のなかで大切な項目を書き出してみましょう。
実際にやってみると、かなり難しく感じると思います。
もし、難しければ事例の項目をそのまま使って下さい。
ステップ3 検討項目に、順番をつける。
書き出した検討項目に優先順位をつけます。
たとえぱ
1、価 格(安さ)
2、知名度(安心感)
3、商 品(ユニットバスの機能)
4、技 術(失敗したくない)
5、信 用(だまされたくない)
先程あなたが書き出した検討項目を並べ替えてください。時間をかけてやりましょう。結構大変ですが、ここで優先順位をつけることができれば、後々あなたが判断に迷ったときの助けになります。
もちろん、あなたの優先順位ですから、好きにつけてかまいません。そして、あとから順位を修正することも問題ありません。
ただし、必要最小限にして下さい。毎回、何かを判断するときに、基準となる優先順位を変えることはよくありません。
また、あなただけでなく家族の意見も反映する場合は、家族で話し合う必要があります。
ここまで、できればかなり進みました。
大切なところなので、時間をかけてやってみて下さい。
ステップ4 優先順位に従って、工事を誰に頼むか決める
ここからは、それぞれの優先順位によって進め方が異なってきます。
・価格優先の場合
リフォームを安くするためには、自分の時間を使えば安くすることができます。究極はDIY(自分で工事する)です。
もし、あなたが業者と交渉したり、明確に指示をしたりすることができるのであれば、工事専門会社へ直接依頼しましょう。
あなたが、直接発注することによって大手の工事会社や元請け(専門業者をとりまとめる)会社の経費分を減らして工事費を安くすことができます。
価格の優先順位を一番にした場合は、自分自身でリフォームをする時間が増えることを認識しましょう。
自分でやる仕事が多ければ多いほど、価格を下げることが可能になります。
ただし、それに伴い、リスク(漏水や漏電その他)を負うことになります。また、法律で資格が必要な工事もありますので注意が必要です。
どんどん、いろんなことを調べたり、知識やスキルを習得していきましょう。自分が主体的に動くことが安くするためには必要です。
わからないことや、初めてのことも出てきます。
必ずスケジュールには十分な余裕を持って進めるようにしましょう。
・知名度が優先の場合
知名度の優先順位が高い人は有名どころを選びましょう。イメージによって判断しても、大丈夫です。
TVのCMや新聞のちらし、雑誌、大手資本、有名な会社などが選択の基準になります。
名前を聞いたことがあるため、安心感があります。
有名どころを選べば知名度は抜群です。
また、口コミやランキングなどネットを調べるのも一つの手段です。
一番、有名な会社を選んで電話します。
・商品優先の場合
システム(ユニット)バスのメーカーから選定していき、その後工事店を決めていく。
・TOTO
・リクシル
・タカラスタンダード
・パナソニック
・トクラス
・クリナップ
・
・
まずは、気になるシステム(ユニット)バスのメーカーショールームヘ行きましょう。
ここで、初めのメモを出します。商品を吟味(ぎんみ)しながら、自分の不平不満がどれくらい解消される商品なのか、一つ一つ確認していきましょう。
たいていの人は、メモを作っていないため新商品に目がくらみ目的を見失います。
また、メーカーのよいところばかりを聞かされて、判断基準が変わってしまいます。
あとになって、そもそも不平不満があった項目が、全く解消されていないことになりかねません。
しかし、ここまで読んできたあなたは大丈夫です。メモを使いましょう。
もし、書き出していなければ、ショールームへ行く(商品に目がくらむ)前にやればよいのです。
また、各メーカーショールームの利用は無料ですので、安心して利用できます。
利用の仕方はこちらを参照して下さい。
だいたい、商品が決まったら
その後工事会社を決めます。もちろんそのメーカーを取り扱う工事会社を選びます。
注意としては工事店によってはそのメーカーを取り扱っていなかったり、取引が少なく割高になる場合があります。
しかし、商品の優先順位を一番にしたあなたは、商品を優先にリフォームを進めていくことになります。
ここは譲れませんので、取扱いが得意な工事会社を選びましょう。
ただし、ショールームで進められるままに工事店を選ぶのは早計です。別途、選定することをおすすめします。
参照 : お風呂のリフォームなのになぜ工務店なのか?
・リスク回避を優先する場合
失敗したくない人の場合
まず、工事会社を選びます。絶対に住宅づくりをしている会社を選んで下さい。できれば、地元の工務店がおすすめです。
なぜなら、リフォームだけの会社や紹介だけの会社は住宅を建てたことがありません。
なので、住宅に関する総合的なリスク管理や将来への提案ができません。
技術(将来へのリスクを含む)の優先順位を一番にしたあなたは、まず工事会社を選びましょう。
技術力のある工事会社を決めた後、その会社と相談しながらショールームを活用して、商品を決めリフォームを進めることになります。
まとめ
いかがだったでしょうか?ご自分はどの項目を優先し、どの項目をその次にするのか
優先順位を明確にするとやるべきことが見えてきます。
実際には、これらの項目がお互いに絡み合ってきます。すべてがハッキリと理路整然とはなかなかできません。
優先順位も、迷ったり、変えてみたりとするはずです。いろいろ悩んだ末にあなたは決断することになります。
初めにどの項目を優先させるかしっかりと決めておけば、迷うことが少なくなり、あなたを助けてくれることになります。